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ギャンブルの種類 ファンタン

ギャンブルにはいろいろな種類があります。日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、ファンタンと呼ばれるものもギャンブルの一つで、元は中国発祥のゲームと言われています。現在ではマカオのカジノなどで良く楽しまれています。

ルール、やり方としては比較的単純なゲームの部類に入ります。テーブルの上に多数の白いボタンが置かれています。ここに、金属製の不透明なカップをかぶせ、その多数のボタンの一部がその中に入るようにします。つまり、カジノ側も、客の側も、一体いくつのボタンがそのカップの中に入っているかは分かりません。この状態で賭けを行います。

賭け方は別に難しいものではなく、カップの中に入っているボタンの数を4で割った余りを予想するものです。つまり、4で割って0余る、つまり割り切れる場合、1余ることに賭ける、2余る場合に賭ける、そして3余る場合に賭けるということになります。単純にこれらの一択に賭けることもできますし、2つの数字に同時に賭けることや、逆にこの数字は余らないことに賭けるという方法もあります。

全ての客が賭け終わったら、ディーラーはカップの外にあるボタンと混じらないように注意しながらカップの中身をオープンし、ボタンの個数を全員にはっきりと分かるよう、4つずつの組にしながら並べていき、余りの個数がいくつになるかを示します。この際、ディーラーが手品師のように手先や手元でボタンを隠したりすることができないように、長い竹棒を使ってボタンを並べていくのが慣習です。